【四ツ割木瓜型五具足 8寸】
※受注生産品です。
木瓜紋(もっこうもん)とは元々窠文(かもん『窠」は穴かんむりに果)のことで、木の上にある卵が入った鳥の巣を上から見た形を現しているところから、子孫繁栄(しそんはんえい)の意味があります。そこから転じて永く繁栄が続くという意味から、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、無病息災(むびょうそくさい)、安寧長寿(あんねいちょうじゅ)、祖先崇拝( そせんすうはい)、招福祈願(しょうふくきがん)、厄除祈念( やくよけきねん)、大漁追福(たいりょうついふく)、商売繁盛(しょうばいはんじょう)、家内安全(かないあんぜん)、夫婦円満(ふうふえんまん)、などの意味も持ちます。 また耳は雨龍(あまりゅう)をモチーフとしており、これは雨をつかさどる霊神(れいしん)とされているところから、火災除け、五穀豊穣等の意味があります。
「蝋型鋳造」という古来からの伝統技法にて鋳造しています。
着色をする前に、炭で表面の細かいキズなどを落とし(炭研ぎ)
表面を滑らかな状態にしてから着色をします。
その一手間を加えることによって、着色後の光沢(ツヤ)がより一層増します。
京都でも数名しかできない技法にて製造された商品です。
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※受注生産品および手仕事のため、ご注文から約4ヶ月〜4ヶ月半お時間頂戴いたします。
完成までの期間、途中経過のご報告も含め数回ご連絡をさせていただきます。
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■素材/梨地唐金製
※梨地唐金は銅を主体とし、様々な金属を加えた合金です。
■サイズ/「灯立て」高さ:65cm /「花立」口径:24cm(8寸)、高さ:31cm
「香炉」口径:19cm、高さ:27.5cm